2014秋季昇級審査会・全日本Jr大会壮行会
9月21日(日)、東根市神町中央道場の於いて、秋季昇級審査会と第8回JKJO全日本Jr空手道選手権大会に出場する8名の選手の壮行会が行われました。
第8回JKJO全日本Jr空手道選手権大会は、11月22日に国立代々木競技場第一体育館で開催され、今回出場する8名は東北地区予選を勝ち抜き、東北の代表権を獲得した精鋭たちです。
壮行会では地元新聞の取材もあり、各人今回の大会にかける意気込みを発表しました。
その後、増川師範から激励の言葉と、応援者たちとの正拳突きと上段回し蹴りにて締めくくられました。
審査会では、日頃県内10ヶ所の教室で稽古をしている幼児から一般までが審査を受審。
ある小学生は、前日まで体調を崩し、熱が下がったばかり。
ある幼稚園の年長の男の子は、わずか5ヵ月前の入門にも関わらず、頑張って審査会にチャレンジしていました。
その小さい侍は、審査の中盤から涙が滴れ落ちていました。
その姿を見た、その子のお母さんは、
「もういいよ、ここまで良く頑張った!!」
と、我が子を思う気持ちから、途中から手をさしのべ様としました。
しかし、その子のお父さんは、違いました。
我が子を思う気持ちから、
「自分の息子は、最後まで、みんなと一緒にできる!」
と、強く信じて見守っていたのです。
そして、その小さな侍は、最後まで審査会をやりきった。
私は、その深い愛を肌で感じ、胸が熱くなりました。
至真会館 増川誠 館長と、そして道場生のみんなと一緒に、
『最強に強く、最幸に優しい』
人間を目指すと、改めて思った次第です。
押忍
[天童干布教室責任者・海鋒憲一]